引用元:https://www.newpeace.com/technology/ai_motion_mattress/
| 会社名 | 株式会社 MTG |
|---|---|
| 住所 | 〒453-0041 愛知県名古屋市中村区本陣通4丁目13番 MTG 第2HIKARIビル |
| TEL | 052-481-5001 |
質の高い睡眠は、心身の健康やパフォーマンスの向上のために欠かせません。より良い睡眠を目指すのであれば、スリープテック製品を取り入れるのも選択肢の1つです。今回紹介するNEWPEACEは、動き・温度・AIの3つの力で快適な睡眠の実現をサポートします。ぜひ本記事を読んで、スリープテック製品選びの参考にしてください。
「動きで眠る」という新たな視点
睡眠研究の進展により、人は心地よい「動き」によって眠りにつきやすくなることが明らかになってきています。赤ちゃんが抱っこされている際に、一定の揺れのリズムの中で自然と眠りに入る現象と同様に、大人においても適度で規則的な動きが心身の緊張をほぐし、快適な入眠をサポートするという考え方が広がってきました。NEWPEACEでは、こうした研究を背景に「無重力モーション」と呼ばれる独自の動作を採用しており、横になるだけで身体がふわりと持ち上がり、ゆっくりと下降する穏やかな動きを生み出します。この動作は身体だけではなく心にもリラックス感をもたらし、自然な入眠へと導くことを目的としています。
さらに「無重力モーション」は目覚めにも応用されており、不快なアラーム音を使用することなく、やさしい動きによって自然な覚醒を促す点が特徴です。
また、NEWPEACEは睡眠に関する機能だけでなく「ストレッチモーション」と呼ばれる独自のモードも搭載しています。このモードでは、横になるだけで身体を心地よく伸ばす動きを生み出し、利用者の悩みに応じて美容や健康面のサポートを目的としたプログラムを提供しています。
動きを取り入れたケアを通じて、自分では伸ばしにくい部位を補助したり、日々のコンディションづくりに役立てられる点が特徴です。
温度の力で快適な睡眠をサポート
NEWPEACEは、快適な睡眠を実現するための新しいアプローチとして「体温変化」を活用しています。人は眠りに入る際、手足などの末端から熱を放出し、深部体温がゆるやかに低下することで、より深い睡眠へ移行する生理的な仕組みを持っています。このメカニズムに着目し開発されたのが、温度調整機能「ヒートナビゲーター」です。ヒートナビゲーターは、まず入眠前にヒーターを作動させて身体を温め、深部体温の自然な放熱をサポートします。
使用者が眠りに落ちたことを感知すると、自動的にヒーターがオフになり、体温がスムーズに低下する環境を整えます。この流れにより、心地よい入眠を促し、より深い休息へ導く仕組みとなっているのです。
一方、起床時にはアラームの約45分前からマットレスの温度をゆるやかに上昇させます。これは、朝に自然と生じる深部体温の上昇を支えるためのもので、無理に起こされるのではなく、自然な覚醒を促すことを目的として設計されています。
温度の変化を段階的に行うことで、負担の少ない快適な目覚めを実現する点が特徴です。
さらに、NEWPEACEには「スマートセンシング」と呼ばれる睡眠状態を記録する機能が搭載されています。身体に何かを装着する必要がなく、非接触センサーによって睡眠中のさまざまなデータを取得できるため、眠りを妨げずに利用者の睡眠傾向を蓄積することが可能です。
収集されたデータは可視化され、使用者が自身の睡眠の特徴を理解しやすい形で提供されます。
AIが睡眠を管理・改善を行う
近年では、トップアスリートが専属の睡眠トレーナーをつけて睡眠改善に取り組むケースが増えています。「そのような専門的なサポートを一般の方にも提供したい」という発想から、NEWPEACEはAIを用いた睡眠支援機能を採用しました。NEWPEACEは、AIがまるで使用者に寄り添う「専属の睡眠トレーナー」のように働きかけ、日々の睡眠の質を高めることを目的として設計されている点が大きな特徴となっています。まず、AIは睡眠中に取得されたデータを解析し、使用者一人ひとりに合わせたコメントを提供するのも特徴的です。
まるで睡眠トレーナーが個別にアドバイスを行うかのように、利用者が自身の睡眠状態をより理解しやすくし、理想的な休息へと向かうためのヒントを得られる仕組みになっています。単なるデータ表示だけでなく、状況に応じた言葉でフィードバックが返される点は、AIならではのサポートであると言えます。
さらに、毎朝届けられる「睡眠レポート」では、前夜の睡眠の状態がグラフとして視覚的に表示され、睡眠時間、眠りの深さ、睡眠周期などが直感的に把握可能です。これにより、使用者は自身の睡眠傾向を具体的に知ることができ、改善のポイントを認識しやすくなります。日々の変化を振り返ることで、より良い睡眠環境づくりに役立てられるよう設計されています。
また「睡眠貯金®」という特徴的な機能もポイントです。これは、睡眠の質が高いほどポイントが蓄積される仕組みで「もっとよく眠りたい」という気持ちを高めるモチベーションサポートとして機能するものです。
睡眠はテクノロジーだけで完結するものではなく、利用者自身の意識や習慣も大きく関わるため、楽しみながら継続できる工夫として心理的ケアの役割も担っています。これらの機能は、AIが単にデータを処理するだけではなく、個々の睡眠体験の質をより良くするためのパートナーとして寄り添うことを目指した、総合的なアプローチであると言えるでしょう。